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診療方針

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建築家・岩橋亜希菜さんのお話

なかがわ耳鼻咽喉科の空間について 建築家・岩橋亜希菜さんのお話

人にも環境にもやさしい診療所。当院の内装を手掛けた建築家の岩橋さんにコンセプトをお伺いしました。

耳鼻咽喉科の医院として、他の医科ではない空間の意味付けとして三半規管を考えました。「三半規管」はドイツ語で“Dreibogengaenge”。直訳すると「三つの弓状の道」です。これを今回のライトモチーフとして、3つの円弧に誘われながら診療室に向かう空間構成に設計しています。

先ず入口を入ると受付カウンターへと導く円弧の腰壁があります。これはエントランス・受付の場と待合の場を分けると同時にふくらみをもった入口空間として、また2つ目の受付カウンターのある壁と相まって両手を広げて来訪者を誘う形になっています。

次に診療領域とエントランス・待合領域とを結界する湾曲の壁があります。事務側に湾曲した受付カウンターは来客から見て凹型のアルコーブとなって、人を出迎え包み込む空間をつくっていますので、せまいながらも受付に立って手続きをする人と通過同線を円滑にする役目を担っています。

そして診療領域への入口正面に立って診察室、ネブライザー室、検査コーナーへの分岐点であり、誘いでもある円弧の壁です。待合室から奥の検査室などに視線が届かないようにして、ゆったりとした待合空間とするためのアイ・ストップとしての機能もあり、小さな花飾り用の棚が設けられています。

余談ですが設計段階では円弧壁を区別するために、それぞれつち壁、きぬた壁、あぶみ壁と名前を付けて呼んでいました。また鼻腔内部には、上甲介、中甲介、下甲介という整流板が存在しますのでこれとも対応しているといってよいと思います。

医院紹介

本来医療空間とは空間そのものも治療への意志を持って、患者、医師、看護と一緒に治療環境を創る一役を担うものなのです。人をものとしてではなく、生きた存在としてとらえることが大切だと思っています。

人は環境と共にあって、この影響を受けて生きています。病気で弱ったひとはことに環境の影響を受けやすくなっているといえます。ですからしっかりと意図を持って作られた空間はその意図によって、そこにいる人と結びあうのです。

ここでは先ず、最も滞留時間の長い待合空間を大切に考え、診療前の不安を和らげるために、丸い空間、そして円形に配置した照明とサーモンピンクのビロードのような風合いの壁、赤みを帯びたサクラのフローリングによって、ゆったりと暖かく柔らかい空間にしています。

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診察室は赤みがかった青とピーチピンクの2室の空間です。さらに小さいですが芸術療法にひとつであるハイルオイリュトミーの空間を設けています。

診療に対して幾つかの試みもしています。ひとつは、青い診療室を設けたことです。青い診療室はあまりないのですが、最近の傾向で子どもでも青味がかった空間の方が落ち着いてとどまれる傾向が強くなってきています。医療空間や障害者施設などの研究の中から導き出したひとつの回答で、こころの重心を少し下げるための空間です。

ネブライザー室は緑系で、呼吸をいざなってくれると思います。メランコリーになりがちな緑を軽くするために天井の色は微妙に青にふって、色の移りこみによって軽やかさを出しています。

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色には本来持ったフォルムとヴォリュームがあり、これを空間のかたちに添わせるのか、反発させるのかによって空間の質を変えます。スタッフの廊下では明るいライムイエローとしているのも、長細く動きのある明るい黄色を長い通路空間に合わせて、流れる空間にするためです。

診療領域にある通路はオレンジ系のイエローで空間に膨らみを持たせることで、ゆとりを持たせています。この空間の照明は5角形(五芒星形)に配置することで、同時に動きを持った空間としています。照明は単に明るさを作るためだけではなく、影をどう演出するかによって空間の質に大きくかかわります。

また、あまりに明るい空間は、室内という安心感を持った空間とはある意味逆行する空間としてしまうことがあります。ですから少しゆったりと重心を落とし、患者が自分の中に入り込めるように、空間は少し暗めの設定としています。空間が治療に貢献する目的でルーカスクリニックでは癌病棟の色を濃いオレンジとし体温を上げる効果をもたらしているのと同等の考え方です。

今回漆喰を壁に使用していますが、漆喰は水に溶かした状態でPH12、乾燥状態でもPH9.5程度ですから殺菌効果があるといえます。床もアマニ油を主原料としたオランダ製の天然リノリウムで抗菌効果がありエコロジー先進国の西欧における病院のスタンダードになっています。

新しく生まれたこの空間が、ここで治療に関わる人の手と心によって良い治療の手助けになるようにさらに成長してゆくことを願っています。

設計:a+s Design & Architektur
担当:岩橋亜希菜、篠原志葉

メディア掲載履歴

地域情報サイト「Yahoo!ロコ」に当院情報が掲載されました。動画で当院の紹介を行っております。

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