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喫煙と慢性副鼻腔炎

ブログ 2016年02月16日

最近読んだ論文の中で、慢性副鼻腔炎とタバコの関係を調べたものがありましたのでご紹介したいと思います。

慢性副鼻腔炎とは副鼻腔に炎症があり、鼻水、鼻づまり、後鼻漏(鼻汁がのどに回る)などの症状が3か月以上続くものをいいます。

中国での研究です。中国の7つの都市で10636人を対象とした調査です。慢性副鼻腔炎の罹患をタバコを吸っている人とタバコを吸ったことがない人とで比べています。

すると、タバコを吸っている人では少なく見積もっても1.2倍、多く見積もると1.8倍くらい慢性副鼻腔炎になりやすいという結果だったそうです。

また、タバコを吸っている年数が長いほど、また吸う本数が多いほど影響があり、自分は吸わなくても周囲の人がタバコを吸う受動喫煙でも影響がみられたとのことでした。

喘息とタバコの関係は以前から言われていますが、慢性副鼻腔炎にも影響があるようです。

またタバコは慢性副鼻腔炎の手術後の経過にも悪い影響を与えるという報告もあります(2)。

 

1)Shi JB et al. Epidemiology of chronic rhinosinusitis: results from a cross-sectional survey in seven Chinese cities. Allergy 2015;70:533-9.

2)Briggs RD et al. Smoking in chronic rhinosinusitis: a predictor of poor long-term outcome after endoscopic sinus surgery. Laryngoscope 2004;4:347-352.

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